レーシングドライバーに必要な能力

2023年8月30日 5:33 pm

こんにちは大野です!

日曜日に開催されたSUPER GTの観戦に行ってきました。

SUPER GTは箱車で行われる日本のトップカテゴリーレースです。

僕が生まれた年からトップカテゴリーで走り続け、今シーズン限りでの引退を発表されたさ選手がいらっしゃいます。

物心がついた時から見続けている選手が引退するのはなんだか不思議な気持ちになりますね。

今回はレーシングドライバーに必要な身体的な能力を自分なりに考えてみたのでご紹介したいと思いますので是非最後までご覧ください!

 

僕たちにとって車は雨に濡れず、エアコンが効いた快適で便利な乗り物だと思いますが、レースをしているドライバーにとっては車内温度50℃を超える中全開で走り続けなければいけない過酷なスポーツです。

また、コーナリング中は体幹をしっかりと支えていなければいけないので呼吸を止めており、レース中は心拍数が150~180近くまで上がっているそうです。

過酷な状況に耐える為にトレーニングも欠かせません。

自転車やランニングなどの有酸素トレーニングだけではなく、僕たちと同じく筋力トレーニングにも取り組んでいます。

コーナリング中に体を安定させるための体幹の強さ、ペダル操作に必要な下半身の筋力、暴れる車体をハンドルを巧みに操作しねじ伏せるための上半身の筋力など・・・全身の瞬発力や筋力、筋持久力がトップドライバーに求められます。

聞いた話によると全力でブレーキを踏む力は100㎏以上らしく、それを1時間以上続けなければいないので相当な筋持久力が必要ですね。

特に体重の何倍もの力が加わる頭部を支えなければいけないので首回りの筋力が発達しており、レーシングドライバーの方はとにかく首が太いです。

車を競技レベルで走らせるには全身の筋力と持久力が必要になってくるということですね。

ただし、体を大きくしてしまっては体重が増えてしまい不利になってしまうので、いかに筋力と筋持久力にアプローチしたトレーニングを行うかというのが肝になってきます。

トップスピードが時速300km近くまで上がり、コース1周を平均時速190kmで走りその中で抜いたり守ったりという攻防をしなければなりません。

動体視力や目から得た情報を素早く処理する能力、他社との位置関係を把握する空間把握能力などもトップドライバーにとって必要不可欠な能力です。

今までご紹介したレーシングドライバーに必要な能力を総合すると、車を運転するという日常生活に近い行為ですが、極めるためにはアスリートとしての能力が必要になってくるよというお話でした。

みなさんも興味があれば一度サーキットへ行ってみてはいかがでしょうか?

来月にはF1日本グランプリが行われます!

全世界で20人しかいない現役のトップドライバーの走りと考えつくされたマシンが目の前で見ることができます!

非常に楽しみです!

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This post was written by ベルリオ

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