スティフレッグドデッドリフトとルーマニアンデッドリフト
こんにちは、クニイです。
皆さん、トレーニング種目でデッドリフトはご存知ですか?
デッドリフトとは、超簡単に言えば、バーベルを床から引き上げる種目です。下背部のトレーニングで、トレーニングのBIG3と言われる中の一つです。
自分ではやっていないけど、やってる人を見たことがあるという人も多いかと思います。
そのデッドリフトには幾つかの種類があるのですが、今日はその中でもよく似ていると言われる「スティフレッグデッドリフト」と「ルーマニアンデッドリフト」について紹介します。
まず、スティフレッグデッドリフトとは、「スティフレッグ」=「脚を固める」という意味があります。膝を動かさないように固定して行うデッドリフトのことです。下半身を固定することにより股関節の屈曲、伸展がメインの動作になる為、背中を縦に走行する脊柱起立筋がメインターゲットになります。また、サブターゲットとしてハムストリングスや大殿筋も鍛えていくことができます。
因みに、個人的な意見ですが、ボクは自分でトレーニングをする時、スティフレッグドデッドリフトを行いますが、起立筋よりもハムストリングスの方に刺激が入り易いので脚の種目として取り入れています。
次にルーマニアンデッドリフトとは、名前の通り、1984年のロサンゼルスオリンピックの重量挙げチャンピオンのルーマニア人の何とかさんが取り組んでいた為、この名前が付いたそうです。膝を伸ばし気味にデッドリフトを行っていくことで(膝関節は動かしてもOK)、特に太もも裏のハムストリングスを中心に鍛え、他にも大殿筋や、脊柱起立筋を鍛えていく効果があります。
2つの種目の特徴は、一応、スティフが下背部を中心に。ルーマニアンが下半身を中心に。という違いになってきます。また、扱える負荷にも違いが現れます。
しかし、どちらもハムストリングス、殿筋、脊柱起立筋を動員する種目なので、微妙には違いますが、ほぼ似た種目と言ってもいいかなと思います。またその人の柔軟性や筋力によって使い分けるのも有りですね。