夏のトレーニング3
こんにちは、桶谷です。
前回に引き続き夏のトレーニングについて。
前回は夏のトレーニング時(気温が高い時)は心拍数があがりやすく、全体的にパフォーマンスが落ちることをお話ししました。
競技の種類に限らず、多くのスポーツ選手やチームが夏に涼しい場所を求め、拠点を変えて合宿などを行ったりしますね。
暑さによる集中力の低下であったり、身体が受けるダメージを軽減するために出来るだけ涼しいところを求めてトレーニングをすることが多いですね。
身体が熱を持った状態が続けば、熱中症などのリスクもありますし、熱中症にまでならずとも確実にダメージは残ります。
また大量の汗をかくので、その分水分の摂取量も増えます。そうすると、その水分を処理するために内臓も疲労し、その結果食欲の減少であったり、胃液などが薄まることで消化不良を起こし下痢気味になったりすることもあります。
上手く栄養が吸収できなかったり、食欲がなくなってしまえば、いわゆる夏バテの症状になりトレーニングどころではなくなる場合もあります。
このように暑さの中でのトレーニングはリスクが高く効率的にトレーニングを行うことが難しいことが多くあります。
そのため、単純に身体のパフォーマンスアップを狙ったトレーニングを行う場合は出来るだけ涼しい所で集中してトレーニングを行う事を選択することが多くなっています。
と、この記事を完成させる前に夏が終わろうとしていますね(笑)
かなり乱暴にまとめると、身体はトレーニングの刺激のみではなく、様々な外的要因によってストレスを受けています。
それらのストレスに適応する必要もありますし、そういったストレスを減らすことでトレーニングに集中し、パフォーマンスを向上させることに注力した方がいい場合もあるということです。
これからは朝晩が涼しく、トレーニングも気持ちい季節になっていきますが、寒暖差によって体調も崩しやすい季節になっていくので、体調に気を付けながらトレーニングをしていきましょう!!