脚筋力②

2017年6月15日 6:03 pm

こんにちは。加藤です。

今回も前回に引き続き脚筋力(体重支持指数 WBI=Weight Bearing Index)について書かせていただきます。

 

WBIWeight Bearing Index)とは体重支持指数のことで、自分の体重をじゅうぶんに支えるだけの脚の力かあるかどうかの目安となるものです。膝を伸ばす力(脚筋力)を体重で割ることで表され、健康に過ごすための指標の一つですが、日常生活を支障なく過ごすにはWBI=60%以上が理想で、35%を下回ると転倒しやすくなるというものです。

(例:体重60㎏の人の脚筋力が36㎏ならWBI=60%、脚筋力21㎏ならWBI=35%)

これまで多くの方々にご参加いただきましたので、少しずつある年の結果を紹介させていただきます。

今回は男性(幼児~80代の74名)です。

 

転倒しやすくなるという目安の「34%以下」は11名で比較的少なく、70代までは「35%以上」の人が多くを示しており36名でした。

日常生活を支障なく過ごす目安の「60%以上」は27名でその割合も60代までは4割近く占めており、大部分が理想の「60%以上」とまではいなかくても、「転倒しやすくなる」ということを主に考慮して年代全体で見ると脚の力がそこまで低下しているとは顕著には見られませんでした。

少しでも高い数値を出そうと全力で参加していただいた高齢の方、お母さんに励まされ笑顔のまま頑張って力を出そうとしてくれていた小さな子供など、男性は年齢に関係なく脚の力をしっかり出すことに意識をおいていた様子が印象的でした。

(決して女性が手を抜いていたということではありませんので。遠慮がちな方は多かったのですが・・・)

 

(続きはまた次週)

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This post was written by ベルリオ

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