テーピング⑤
2017年5月11日 8:26 pm
こんにちは。
2週間ぶりに加藤です。
今回も引き続きテーピングについて書かせて頂きました。
(前回の続き)・・・今後のことも見据え長い目で見たとき、再発防止策を実施することなくテーピングをして安易に通常通り練習に参加するのはその人のためにならないと思い、私はもう少し我慢してもらうことにしています。(大会前等、大事な練習がある場合は、事情を考慮してテーピングをして参加させることはあります)
やりたい・やれると思っている人に別メニューで動いてもらうことには心苦しく思うこともあります。しかし以前にも紹介しましたが、状態を見て再発防止策を実施しながら少しずつ参加していくことで無理なく復帰できるようにすることが重要で、これを実施するかしないかで復帰後の状態が大きく変わってくると思われます。小康状態でやれば、回復が遅れるだけでなく他の部位への影響が考えられますし、思うように動くことができず低調なパフォーマンスに終始することも考えられます。
そんな嫌な思いをするのは選手自身ですので、それは避けなければなりません。
故障してしまったら、再発防止策を実施しながら徐々に練習に参加していき、その時にテーピングをして患部にストレスをかけないようにする。
治療で通う施設や、トレーナーがいるかどうかなど環境によって対応は変わってきてしまいますが、やみくもにテーピングだけに頼るのではなく、上記のようなことができる環境がもっと広まってくることを期待したいです。