トライアスロンと筋トレ
こんにちは、桶谷です。
今日はトライアスリートと筋トレについて
僕自身トライアスリートなせいもありますが、周りにはトライアスロンやランニング、水泳などを楽しんでおられる方が多いです。
そこでよく聞かれるのはトライアスリートにとってウェイトとえーにんぐは必要なのか?ということです。
トライアスリートに限らず、ランナーやサイクリストなどエンデュランススポーツをされる方全般に言えることですが…
ウェイトは必要だと考えています。
様々な理由がありますが、今日はそのうちの一つの故障予防について
以外に思われるかもしれませんが、ウェイトは筋肉量を多くしたり、筋力をつけるだけでなく、柔軟性も向上させてくれます。もちろん正しいフォームで正しいトレーニングを行った場合にという前提がつきます。
この正しいフォームと正しい行い方。フォームについて書いていくと、ウェイトトレーニングの種類が非常に多いので細かく言及していくのはとても難しくなるので簡潔にまとめますが…出来るだけ関節の最大可動域でトレーニングを行う、ということが非常に大切になってきます。
関節の最大可動域でトレーニングを行うことで、体がもっている本来の可動域を取り戻すことができ、またトレーニングを継続をしていくことでその最大可動域も少しづつ拡大していきます。
ランニングや自転車に乗っているときの動きを思い出して頂きたいのですが、例えば自転車。自転車のペダルを回すのに使われるのはもちろん足です。
足の中でも主に動いているのは股関節と、膝関節。つまり、自転車を漕ぐのに必要な筋肉は股関節と膝関節を動かす筋肉になります。
今日はまずその股関節について。
まず片足たちになり、足を前後に振ってみましょう。
足を前に振り出すと、モモの裏が、後ろに引くと足の付け根(前側)が突っ張ると思います。膝をどれだけ曲げるかにもよりますが、その範囲が現在の股関節が動く範囲です。
そこで改めてペダルを漕ぐときの動きを思い出してみましょう。足を前後に振った時と比べて股関節の動きはとても小さいですよね。
本来はもっと動く股関節ですが、その可動域を目いっぱいに使わず、小さく小さく動いているのです。しかも数えきれない回数…
そうして小さい動きをひたすら動かすことで、本来持っている股関節の可動性を失い、またストレッチされることなく縮みっぱなしの状態になるので筋肉は固くなっていまいます。
年を取るにつれ体が硬くなったなーと思う方も多いと思いますが、これも同じことで、普通に日常生活を送るだけだとなかなか各関節を最大限動かすことがなくなるので、どんどん本来の可動域を失ってしまいます。
そのためウェイトトレーニングにより体本来の可動域いっぱいまで動かしてしっかり筋肉を伸ばしつつ、負荷をかけていくことで、筋の強さだけでなく柔軟性を確保していきます。
使う筋肉の強さだけでなく柔軟性を確保していくことが故障予防につながっていきます。
しばらくはこのエンデュランススポーツとウェイトトレーニングについての記事になっていくかと思います。このブログを読み始めたかたはDNFすることなく最後までお付き合いくださいね(笑)